2020.01.06
最近の経済情勢について思う事
新年明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。
新年始まって最初の投稿になりますが
今回は今年の経済情勢について
個人的見解を書かせて頂きます。
昨年末は28年ぶりに高値で日経平均が締まりましたが、
実際の景気を考えるとたいして良い訳でもなく、
ただ漠然と日経平均が上がっている状態です。
これを紐解くと現在の経済は国が大量に紙幣を刷り、
借金をうやむやにして先延ばししている状況です。
それに伴い”日本の景気は良い、段々と良くなっている”としなければ
国債も刷りにくい為、国が株を買い支え、日経平均が上がり続けています。
これはユニクロ(ファーストリテイリング)の株を見れば一目瞭然で、
ほとんど国が買い占めて日経平均を押上げている形になります。
その結果どうなるかというと、
いずれ国の買い支えが終われば株価も落ち、
国債もやたらめったら刷る事が出来なくなり、
金利が上がる為、景気も悪くなるはずです。
原状は何かをきっかけに少しのバランスが崩れた瞬間に
一気に崩れ出す状況だというのを認識している方が、
意外と少ないと感じています。
現在の市況はまさにオリンピックやアベノミクス等で
実態のない経済そのものかと思います。
前回の経済危機は住宅関係のサブプライムローンの綻びから始まり、
リーマンブラザーズ倒産で拍車がかかった形になります。
現在は昨年の不動産投資の不正融資などから融資が止まり、
ソフトバンクグループのウィーワーク等もこのまま上場出来なければ
バブル崩壊のきっかけになり得ると思います。
景気は7年~8年で1周するのでとにかく今年は
現金ポジションをしっかり取り、何か弾けたタイミングで
現物に投資するのが今の日本では良いかと思います。
紙幣は今後価値がどんどん下がるので
そこに気づかない人たちは置いてかれる時代が
すぐ近くまで来ています。
景気の流れや世界情勢を考えながら不動産投資をするだけで
10年後の資産の築き方はかなり変わってくるので参考にして
みて下さい。