2019.09.26
外壁塗装の色選び③
本日は、外壁塗装の色選びについて最後のポイントについてお話します。
実際の賃貸経営の中で、入居案内は必ず発生するものです。
その際ですが、実際に物件には
①賃貸の営業マン ②入居希望者さん
の両名が訪問することになります。
もちろん前段階には「この物件いかがですか」といった
カウンター営業があるわけですが、その時に提案されるかどうかが重要です。
まずは、賃貸の営業マンに好かれる色選びをしなくてはいけません。
これまでの経験則上、やはり奇抜な色の物件は好まれません。
派手過ぎる原色などは、周囲の景観から浮いてしまうことにもなります。
本命ではない当て物件としての案内は増えるかもしれませんが、
わざわざ”変な物件”のポジションを自ら取りに行く必要はないと思います。
外壁塗装は出費も大きくなる工事で、やり直しも出来るものではありませんので。
以前も述べたように、明るい色なら濃いクリーム色(淡いオレンジ)系、
暗い色ならナス紺は景観との調和がとりやすい色です。
また、今日は共用部の写真を載せておきますが、内見時に爽やかな印象を
入居者さんに与えることが出来るため、営業マンからしても案内しやすいです。
彼らの多くは歩合制のため、契約が決まらない物件にはそもそも行きたくありません。
この物件は築30年ですが、古さを感じさせない良い雰囲気に
仕上がっていると思います。
実際に現場をみた仲介さんの反応も上々で、入居付けも順調です。
共用部や外壁は直接的に賃料を生み出さないことから後回しにしがちですが、
順調な賃貸経営の維持のためには、意外とこういったところが重要です。