2019.09.23
外壁塗装の色選び①
今回のテーマは外壁塗装の色選びになります。
賃貸経営をしていると、建物そのものを長持ちさせるためにも
10年に1度程度のペースで外壁塗装をする必要があります。
その際、選んだ色によって物件の印象に大きな影響が出ますが、
実際に何色が良いかというのは中々分かりにくいと思います。
実際に外壁の色を選ぶにあたって、重要なポイントは3つです。
1、周辺住宅との差別化
2、チョーキングのしにくさ
3、入居案内時に印象に残る色
今回はまず、「周辺住宅との差別化」についてです。
(残り2つについては明日以降順番にお伝えします)
皆様の所有物件の周りには、どのような色の外壁の建物が多いでしょうか。
一般的にですが、周囲の似たような建物は色が似通っているはずです。
新興住宅街では白系の明るい外壁の建物が多く、
逆に昭和築の建物が多いエリアでは落ち着いた色の建物が多いといった具合です。
なので差別化の観点から、塗料を選ぶにあたり
周辺の色を大まかに明暗で分けた時の、数の少ない方の色系統での塗装を
お勧めしています。
今回の写真は、横浜市旭区での塗装風景です。
今回は周辺の多くの物件が白い外壁のため、
濃いオレンジ系の塗料を選択しています。(元の外壁は桃色)
今回の外壁塗装で、いい意味で築古感が抜けた綺麗な物件になりました。
しかし、ただそれだけの観点で色選びをした訳ではありません。
将来的な問題(チョーキング)、あるいは入居付けとの関係性については
明日以降でお伝えしていければと思います。よろしくお願いいたします。